【レビュー】FUJIFILM X-T3は現役で戦えるか?

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フォトグラファーには多種多様なスタイルがあり、それに応じて得意とするカメラも異なります。今回紹介するのは、アーティスティックな作品を求めるフォトグラファーに最適なFUJIFILM X-T3です。このカメラの持つ魅力を深堀りしていきます。

FUJIFILM X-T3

FUJIFILM X-T3
APS-C、約2610万画素、CMOS センサー、電子シャッター時:最高約約30コマ/秒、約539g(バッテリー、メモリーカードを含む)

2018年9月に発売されたカメラで、2023年現在、10万円程度の価格です。バッテリー等を抜きにすると重量489g。めちゃくちゃ軽いとは言い難いですが、ハイアマチュア機と比較すると軽い部類です。

FUJIFILM X-T3は現役で戦えるか?

2018年9月に発売されたカメラで、スペック的にも十分通用する機種と言えます。

一方で、最近のFUJIFILMの機種は更に操作性が改善しており、富士フィルムの最新のミラーレス(X-T5X-T4)も試してみる、他社のエントリーモデルのミラーレスも比較しながら、購入することをお勧めします。

よりハイエンドの機種であるFUJIFILM X-H2Sは、アマチュアとしてこれ以上必要ないほどの性能と所有欲を満たしてくれる機種でもあります。ぜひ他の機種にも目を向けながら、カメラ選びを頂ければと思います。

外観

レトロなデザイン。外観だけで買ってしまいそうになります。

X-T3は、エントリーモデルとは違い、その大きさは決して小さくはありません。しかし、その背後には高い撮影性能と機能性を求めるプロフェッショナルのニーズに応えるための設計があります。このカメラは、表現の幅を広げるための優れた性能を持つ一方、エントリーモデルとは違う質感や重量感があります。

撮影者側から見ても、角ばったデザインと重厚感に見とれてしまいます。

富士フイルムのミラーレス一眼カメラは、クラシックなデザインと最新技術を融合させた外観が特徴です。X-T3もその一例で、一見すると昔のフィルムカメラを彷彿とさせるデザインですが、最新の技術が詰め込まれています。この独特なデザインは、アーティスティックな作品を目指すフォトグラファーの心をくすぐるものでしょう。

X-T3は3方向に動かすことができるチルト式の液晶モニターを搭載しており、様々な撮影シーンでの使用が可能です。また、369万ドットの高精細なEVF(電子ビューファインダー)も装備されており、伝統的なファインダーを覗く撮影スタイルをデジタルカメラでも実現しています。

バッテリーは底面に搭載。正直言って、バッテリーの持ちは良くありません。

SONY,Canon,Nikonのカメラと一緒に持ち歩いて同じように撮影していましたが、X-T3が最も早く(半日程度で)バッテリー切れとなりました。

予備のバッテリーを持ち歩くか、計画的に撮影する必要があるかもしれません。

SDカードスロットは2枚で、バッテリーの挿入場所とは別に設置されています。

ここは他社の同価格帯のミラーレスに勝っている点で、他社は1枚刺し、かつバッテリーと同じ場所にスロットがあります。

組み合わせるレンズ

Tamron 18-300mm F/3.5-6.3 Di III-A VC VXD
最短撮影距離 0.99mm(テレ端)、フィルター径 67mm、最大径×長さ 75.5×125.8 mm、質量 約620g

レンズはTamron 18-300mm F/3.5-6.3 Di III-A VC VXD 富士フイルム Xマウント用を使います。

なんでも撮れる系のレンズです。SONY用のマウントのレンズも、以下の記事でレビューしています。

フィルター径 67mmと大きめのレンズで、迫力もあります。モノの出来が高級レンズほど良いかというと微妙ですが、ストレスなく撮影できるコスパの良いレンズと言えます。

富士フィルム特有の、3ダイヤルオペレーションはこの機種でも健在です。シャッタースピード、ISO、露出補正設定を調整するための、物理的なダイヤルを備えています。

多くの一眼カメラでは液晶画面を参照しながらの設定が主流ですが、X-T3では、アナログ的な操作感を楽しむことができます。この操作性は、撮影をより直感的に、そして「写真を撮る」という行為をより深く感じることができる特長となっています。

連写モードも、ダイアルで設定するようです。

富士フィルム特有の操作系は慣れないと使いこなせません。連写モードもCHとCLの二種類あります。

富士フイルムX-T3は、写真業界で高い評価を得ており、多くのユーザーがその画質、造りの良さ、そして多用途性を賞賛しています。

フィルムシミュレーションによる、JPEG撮って出しの写真が綺麗だと評判です。

オートフォーカスシステムは高速かつ正確で、シャープな画像を素早く撮影できます。

フォーカスモードは、カメラ前面に切り替えスイッチがあります。

まとめ

X-T3をレビューしました。FUJIFILM X-T3は、アーティスティックな作品を追求するフォトグラファーに最適なカメラです。クラシックなデザインと最新技術の融合、優れた操作性と性能が、表現の幅を広げるサポートをしてくれるでしょう。

富士フィルムの最新のミラーレス(X-T5X-T4)も試してみる、他社のエントリーモデルのミラーレスも比較しながら、購入することをお勧めします。

FUJIFILM X-T3

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