SONYのミラーレスカメラ、α6600を紹介します。
α6600を使う場合の、このカメラの素晴らしい点、注意すべき点を紹介します。
α6600
SONY α6600(ILCE-6600)
APS-Cサイズ、約2420万画素、ExmorCMOS センサー、Hi+時:最高約11コマ/秒、約503g(バッテリー、メモリーカードを含む)
SONYのミラーレス機です。APS-C機の利点を活かしたコンパクトさと、SONYのAF機能が強み。新品価格は約14万円、中古市場の最安値では9万円弱です。
重厚感・高級感がありコスパ良い!
手に取る前はコンパクトなカメラという印象でしたが、実際に使ってみると、しっかりと重厚感のある一台でした。
カメラ本体の重量は418gと軽量ですが、実際に持ってみると、重厚感がありズッシリしています。
使う前の印象は、安価なカメラなのかなという印象を持っていましたが、その予想は裏切られました(いい意味で)。
機能:必要十分な機能群
ディスプレイはチルトタイプに稼働します。
SONYのバッテリー収納のフタは、ふたを閉めるだけではロックされず、つまみをロック側に移動させないと開きます。
他社と比べSONYだけが、このロックにひと手間多い。
SDカードスロットは1枚、バッテリーパックと同じ場所に入ります。
同価格帯のAPC-Sミラーレスはどれもこの構成(SDカード1枚)ですので、標準的な装備かと思います。
電池持ちは優秀です。2日間持ち歩いて撮りましたが、再充電する必要がありませんでした。
レンズとの組み合わせ
Tamron 18-300mm F/3.5-6.3 Di III-A VC VXD
最短撮影距離 0.99mm(テレ端)、最大撮影倍率 1:2(WIDE)/1:4(TELE)、フィルター径 67 mmmm、最大径×長さ 約φ75.5×125.8mm、質量 約620 g
レンズには、Tamron 18-300mm F/3.5-6.3 Di III-A VC VXD (Sony Eマウント)を組み合わせて使いました。
最大300mm望遠は、APS-C用のカメラと組み合わせると実質450mmで、どんな撮影にも使える頼もしいレンズです。18mmの広角で会場全体を撮って、同じレンズで450mm望遠まで撮れることに感動しました。
ズーム端でF値が6.3まで大きくなるところが少し残念ですが、この価格帯のレンズとしては十分すぎる仕上がりです。
レンズに対して、本体が小さめに見えますが、実際使ってみると違和感はありません。
使ってみた印象
ファインダーを覗いた雰囲気も、違和感ありませんが、ファインダー位置が他機種と異なり左側に寄っているため、目を当てる位置に少し違和感があります。
操作系はシンプルで交換が持てます。
右上のダイアルでF値を調整、手元の手前のダイアルでシャッタースピードを調整します。
SONYはサイレント撮影にしてもAFの音が鳴るため、「操作カスタム2」の電子音を「切」にする必要があり、設定項目の多さに戸惑いました。
他機種との比較
α6700 | α6600 | α6400 | |
---|---|---|---|
画像処理 エンジン | BIONZ XR | BIONZ X | BIONZ X |
画素数 [万画素] | 2600 | 2420 | 2420 |
連写 [コマ/秒] | 11 | 11 | 11 |
発売年 | 2023/7 | 2019/11 | 2019/2 |
重量 | 約493g | 503g | 約403g |
価格 [円] | \175,000 | ¥138,000 | ¥109,810 |
最新の機種であるα6700は、画像処理エンジンに最新のBIONZ XRが搭載されている点で魅力的です。一方で、価格差もあるため、価格と性能のバランスで選ぶことも必要です。
α6600を選択して、レンズにコストをつぎ込む方が、良い写真を撮るという目的に対しては賢い選択です。
一方で、SONY機の場合はBIONZ XRは画面のUIが大幅に改善されており、使いやすくなっています。予算が許すのであれば、α6700も検討してみても良いのではないでしょうか。
まとめ
撮影時のAFの精度の良さが高評価です。
オートフォーカスが優秀で、暗い場所での解像感は他社エントリー機に勝るものがあります。本体の重厚感が高級感を感じさせるものになっていて、連写機能も十分あります。
コスパ良し、この価格帯で選ぶなら買ってOKです。
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