キヤノンRF200-800mm F6.3-9 IS USMは誰向けのレンズか?

トレンド

キヤノンRF 200-800mm f/6.3-9 ISの発売が予定されています。噂では11月2日に発表されると言われており、このレンズは大きなズーム範囲を持ちながら手ごろな価格帯に位置することが期待されています。

キヤノンRF 200-800mm f/6.3-9 IS USM、12月初旬に発売

RF 200-800mm f/6.3-9 IS USMは、11月2日にキヤノンが発表。このレンズは、F値がF6.3からF9程度と明るさはそれほど高くありませんが、その代わりに大きなズーム範囲を持つレンズとなります。

過去にキヤノンはEFマウントレンズで手ごろな価格の超望遠レンズを提供してきましたが、RFマウントレンズでも同様の価格帯で製品を提供する方針のようです。そのため、多くのユーザーにとって魅力的な選択肢になることが期待されます。

誰向けのレンズか?

RF200-800mm F6.3-9 IS USMは、キヤノンRFマウントのカメラユーザーの中でも、超望遠範囲を手ごろな価格で楽しみたいと考える人たちに向けられていると言えるでしょう。

  • アマチュアから中級者: 手ごろな価格帯のため、初めて超望遠レンズを購入するユーザーや、中級者向けとしても魅力的です。
  • 野鳥撮影や航空機撮影を趣味とする人: 大きなズーム範囲やテレコンバーターによる拡張性が魅力となります。
  • 旅行やアウトドア活動が好きな人: 軽量かつ持ち運びやすいので、移動しながらの撮影にも適しています。

以下で、このレンズについて詳しく解説します。

価格は319,000円

USMモーター

RF200-800mm F6.3-9 IS USMの価格は、望遠端が800mmのズームレンズとして、比較的手に入れやすい価格帯になると予想されます。このレンズはCanonのLシリーズではないため、より安価になるでしょう。

レンズの価格は2000ドル(約30万円)と噂されていた通り、Canonのオンラインストアでは319,000円で予約できます。

STMではなくUSM(超音波モーター)が搭載されることなどを考えても妥当な金額です。USMはより高速かつ静音なオートフォーカスを提供するため、注目されています。実現すれば、この予想される価格は、性能とコストのバランスが優れたものとなるでしょう。

スペック

RF200-800mm F6.3-9 IS USMレンズは、非常に軽量かつ持ち運びが容易で、所有欲を刺激する魅力的なレンズです。800mmの焦点距離になると、サイズは大きくなる避けられません。また、焦点距離によってF値も変化するため、200mmではF6.3であり、焦点距離が大きくなるにつれて段階的にF9になります。

レンズのフィルター径は95mm、重量は約2,050g、最大径φ102.3mm、最大長さ314.1mmと、決して小さいレンズではありませんが、800mmの望遠レンズと考えると妥当です。

現在販売されているRF800mm F11 IS STMも、全長が約310mm、重量が1200gで、価格は12万円前後です。

単焦点レンズであること、USMではなくSTMであること、絞りがF11と大きいことを考えると、このRF800mm F11 IS STMの上位互換がRF200-800mm F6.3-9 IS USMとなりそうです。

他のRFレンズとのすみわけ

レンズ名焦点距離 (mm)最大開口最短撮影距離 (m)レンズ構成最大撮影倍率重量 (g)価格 ()
Canon RF 70-200mm f/2.8L IS USM70-200f/2.80.717群13枚0.23x1070318,000 – 358,600​1​​2
Canon RF 70-200mm f/4L IS USM70-200f/40.614群10枚0.28x695178,700 – 248,000​3​​4
Canon RF 100-400mm F5.6-8 IS USM100-400f/5.6-80.8863574,600 – 131,720​5​​6
Canon RF800mm f/5.6L IS USM800f/5.66.611群17枚0.12x31402,189,000 – 2,453,000​
RF200-800mm F6.3-9 IS USM200-800mmF6.3-90.8m(200mm)
3.3m(800mm)
11群17枚0.25x2050319,000円
Canon望遠レンズのスペックと価格の比較

RF 200-800mm f/6.3-9 IS USMは、800mmの単焦点レンズではなく、200mmから800mmまでの焦点距離をカバーするズームレンズです。そのため、一般的なCanonのレンズよりも高価な製品として提供されます。

RF 200-800mm f/6.3-9 IS USMは、鳥や戦闘機などの撮影に最適化されており、24-240mmのレンズとの組み合わせも考慮されています。テレコンバーターにも対応しており、高画質での1600mm撮影も実現が期待できます。

もちろん、Canon RF 200-800mm f/6.3-9 ISは、800mmの単焦点レンズには及ばないかもしれませんが、ポータビリティやその他の利点がある場合には、このレンズも選択肢になり得ます。

まとめ

キヤノンRF200-800mm F6.3-9 IS USMレンズの発売は間近です。価格は(800mmまで撮影できるズームレンズとしては)比較的安価であり、非常に魅力的な選択肢となるでしょう。

800mmまでの焦点距離を持つRF200-800mm F6.3-9 IS USMは、スペックや性能のバランスが優れており、注目されています。他のRFレンズとの違いやポータビリティの点でも魅力があります。キヤノンユーザーにとって、待ち望まれる製品と言えるでしょう。

関連記事

この記事はアフィリエイトリンクを含みます

2023年10月1日 施行の景品表示法による消費者庁 規制対象(通称:ステマ規制)にならないよう、配慮して記事を作成しています。ブログ内の製品紹介・レビューは基本的に著者が誰からの指示もなく作成したものです。もしも第三者から内容に指示があれば記事内で明記します。アフィリエイトリンクを通じて商品を購入頂くことで筆者は手数料が得られ、当ブログでのガジェットレビューを継続することができます。
タイトルとURLをコピーしました