【レビュー】2024年のいま、SONY α7 を選ぶ意義

Camera - カメラ -
SONY α7

ソニーα7は中古市場で安価に手に入るカメラで、その魅力は依然として健在です。2013年に発売された当時、このカメラは優れた性能を持つフルフレームミラーレスカメラとして多くの人々に愛されました。コンパクトで使いやすく、非常に高画質な撮影が可能である点が、なおも評価されています。

このレビューでは、2024年のいま、SONY α7を選ぶ意義を考えてみます。

ソニーα7の中古価値についての疑問

SONY α7は、現在市場で入手できる新しいフルフレームカメラと比べても、圧倒的に安いです。このカメラは中古市場で7万円以下で購入できます。

10年前の機種とはいえ、フルフレームのミラーレス一眼カメラでこの値段は、あまりにも安すぎないでしょうか。

SONY α7 ILCE-7
フルサイズ、約2430万画素、CMOS センサー、最高約5コマ/秒、約416g(バッテリー、メモリーカードを含む)

2013年11月発売、現在の中古最安価格 ¥59,800で、フルサイズセンサーを搭載したSONYのミラーレスがこの価格で手に入ります。

SONY α7

2013年当時、ソニーα7はとても優れた性能を持ったカメラでした。ソニーが初めて作った本格的なフルフレームミラーレスカメラで、私はこのカメラが大好きでした。

このカメラはコンパクトで使いやすく、非常に美しい写真を取ることができます。35mmのレンズと組み合わせれば、持ち運びに便利なフルサイズのカメラになります。

2024年のいま、最初の一台としてα7を選ぶ

発売から長い年月が経ち、価格が安いにも関わらず、ソニーα7は変わらず素晴らしいカメラです。

確かに完璧ではありませんが、現在の中古価格を考えると、ソニーα7はフルフレームカメラを始めるには最適なカメラです。

最初の1台として、SONY α7からカメラ趣味を始めてみる、というのは賢い選択肢に思えます。

SONY α7の機能を今一度振り返る

α7のデザインは、シンプルで洗練された印象を与えます。洗練されたデザインのシンプルなカメラで、サテンブラック仕上げの外観が特徴です。

SONY α7

ボディは小さくて薄いため、持ち運びに便利です。また、上部には電子ビューファインダーがあり、一眼レフ特有の外観をしています。

SONY α7

a7のマウントはオレンジ色で塗られており、華やかな雰囲気を演出しています。好みは分かれるかもしれませんが、私はこのデザインを気に入っています。

カメラの背面にはチルト式のスクリーンと操作ボタンがあります。たくさんのボタンがあるため、設定を変更するのにメニューを使うことが少なくて済みます。

ボタンやダイヤルも頑丈で、押した時にはカチッという音がして安心感があります。

カメラの上部には露出調整や設定変更に使うダイヤルがあります。露出調整ダイヤルにはマークもついているので、どの設定がされているか一目で分かります。

α7には高解像度のスクリーンとEVF(電子ビューファインダー)が搭載されています。スクリーンの解像度が高く、明るいので、屋外でも撮影を確認することができます。EVFは目にかざすと画面が切り替わり、非常に高品質で滑らかな映像を見ることができます。

NFC機能も搭載されており、スマートフォンとリンクすることができます。Wi-Fi接続を通じて、写真を送るだけでなく、スマートフォンをセカンドスクリーンやリモートとして使うこともできます。

ボディはマグネシウム合金とポリカーボネートで作られており、フィット感も良いです。

a7は耐候性にも優れていますが、一部の高級一眼レフほどは頑丈ではありません。a7R、a7S、a7 MIIといったモデルは、ポリカーボネートではなく完全なマグネシウム合金で作られているため、耐久性がさらに高いです。

SONY α7の欠点

SONY α7は、最新機種と比較してしまうと、不便な点や改善されるべき点もあります。(数年前の機種ですので当然ですが…)

まず、気になる点の一つとして、手振れ補正の欠如です。

高速オートフォーカスが必要な場合や大きなレンズや重いレンズを使う場合には、初代のα7では使い勝手に制限があることが指摘されています。

また、高い解像度が必要な場合や高いダイナミックレンジが必要な場合にも、α7の性能は一部のカメラに比べてやや劣っているとされています。

バッテリー容量も最近の機種に比べれば小さく、本格的に利用するのであれば予備バッテリーは必須となります。

それでも、他のエントリー機種と比べれば

他社のエントリーグレードのミラーレスカメラも、様々レビューしてきましたが、ここまでの低価格でフルサイズセンサーを搭載したカメラが手に入る例は、ほぼありません。

また、手に入ったとしても、満足度の高い買い物とはいかないでしょう。何かしら妥協する点があるはずです。

その点、SONY α7は、十分に所有欲を満たしてくれます。

どんな人が買うべき?

では、SONY a7を買うべき人は誰でしょうか?

  • 画質の良いフルフレームのカメラを使いたいけど、コンパクトなボディが欲しい
  • 予備のバッテリーやSDカードを持ち歩くことを我慢できる人
  • ボディ内手ぶれ補正がなくても許容できる(手ぶれ補正付きのレンズがある)
  • 高感度の撮影が必要な場合でも、ISO6400程度までの性能で満足できる場合

総括すると、SONY α7は一部の制約や欠点はあるものの、特定の条件を満たす人にとっては優れたカメラとなると言えるでしょう。

まとめ

SONY α7 ILCE-7
フルサイズ、約2430万画素、CMOS センサー、最高約5コマ/秒、約416g(バッテリー、メモリーカードを含む)

ソニーα7は、手ごろな価格で手に入るフルフレームカメラの中でも、その性能や魅力は依然として高いものです。中古市場でお得に入手できるだけでなく、コンパクトなボディに非常に高画質な撮影が可能という点が、多くの人々に愛されています。

また、カメラのデザインや操作性も優れており、使いやすさも魅力の一つです。ソニーα7は、フルフレームカメラを手に入れたい人や、コンパクトなボディが好みの人にとって、「最初の一台」として完璧な選択肢と言えるでしょう。

SONY α7 ILCE-7

\ webで注文! /

\ レンタルしてみる /

関連記事

この記事はアフィリエイトリンクを含みます

2023年10月1日 施行の景品表示法による消費者庁 規制対象(通称:ステマ規制)にならないよう、配慮して記事を作成しています。ブログ内の製品紹介・レビューは基本的に著者が誰からの指示もなく作成したものです。もしも第三者から内容に指示があれば記事内で明記します。アフィリエイトリンクを通じて商品を購入頂くことで筆者は手数料が得られ、当ブログでのガジェットレビューを継続することができます。
タイトルとURLをコピーしました