この記事では、2023年現在のSONYのカメラ機種のなかで、どのカメラがおすすめで、どんな写真が撮れるのかを徹底的に解説します。
選ぶ基準

SONYのミラーレスカメラのうち、2021年に発売されたα1以降、画像処理エンジンがBIONZ XRに進化し、BIONZ XRが搭載された機種はUIも含めて大幅に進化しています。
このBIONZ XRを搭載した機種をお勧めします。
α7Ⅳ
α7Ⅳ

SONYのカメラで最もお勧めできるのは、α7Ⅳです。
画素数:3300万画素
発売年:2021年12月
センサ:フルサイズ
連写枚数:10コマ/秒
価格(参考):¥289,890
重量:658g
フラッグシップのα1の画像処理エンジンが搭載されており、価格も決して高くない機種です。
ひとつ前の機種のα7Ⅲと併売されていますが、画像処理エンジンの世代の違いは大きいです。今買うならば迷わずⅣを買いましょう。
α7RⅤ
α7RⅤ

予算が許すのであれば、α7RVが最高の選択肢と言えます。
画素数:6100万画素
発売年:2022年11月
センサ:フルサイズ
連写枚数:10コマ/秒
価格(参考):¥448,000
重量:723g
SONYの機種のなかで、「R」の文字を冠する機種は「高画素機である」ことを示しています。高画素を求めるのであれば、この機種一択です。
クロップしても高い解像度を維持するために、SONYの最新の高画素機は絶大な武器になります。
α7RⅤを使ってみたレビューは以下の記事でも紹介しています。
α6600
α6700

コストパフォーマンスを求めるのであれば、APS-C機であるα6700がおすすめです。APS-Cのなかで最新の画像処理エンジンBIONZ XRを備えた機種でもあります。
画素数:2600万画素
発売年:2023年7月
センサ:APS-C
連写枚数:11コマ/秒
価格(参考):¥175,000
重量:493g
APS-Cセンサを搭載した機種で、価格も控えめでありながら、撮影能力に優れています。「まず最初の一台」として選ぶにはもってこいです。
SONY α6600のレビューは、以下の記事が参考になります。
α9Ⅲ
α9Ⅲ

予算面を全く考えずにオススメするのであれば、α9Ⅲが最強の選択肢になります。
画素数:2520万画素
発売年:2024年1月
センサ:フルサイズ
連写枚数:120コマ/秒
価格(参考):¥700,000
重量:703g
SONYの「9」を冠する機種は連写機です。120コマ/秒という信じられない連写速度を実現している機種です。連写速度を上げるために画素数は必要以上に大きくされていないため、データの取り扱いも容易です。
もし予算に余裕があるのであれば、この機種もぜひ選択肢に入れて頂ければと思います。
機種比較(フルサイズ)
Canonのフルサイズミラーレスには、以下の機種があります。
α1 | α9Ⅲ | α9Ⅱ | α7RⅤ | α7RⅣ | |
---|---|---|---|---|---|
画像処理 エンジン | BIONZ XR | BIONZ XR | BIONZ X | BIONZ XR | BIONZ X |
画素数 [万画素] | 5010 | 2460 | 2420 | 6100 | 6100 |
連写 [コマ/秒] | 30 | 120 | 20 | 10 | 10 |
発売年 | 2021/3 | 2024/1 | 2019/11 | 2022/11 | 2021/3 |
価格 [円] | ¥705,000 | \740,000 | ¥439,800 | ¥448,000 | ¥312,626 |
α7RⅢ | α7Ⅳ | α7Ⅲ | α7C | |
---|---|---|---|---|
画像処理 エンジン | BIONZ X | BIONZ XR | BIONZ X | BIONZ X |
画素数 [万画素] | 4240 | 3300 | 2420 | 2420 |
連写 [コマ/秒] | 10 | 10 | 10 | 10 |
発売年 | 2017/11 | 2021/12 | 2018/3 | 2020/10 |
価格 [円] | ¥257,980 | ¥289,890 | ¥221,391 | ¥224,800 |
2021年に発売されたα1以降、画像処理エンジンがBIONZ XRに進化しました。
BIONZ XRが搭載された機種はUIも含めて大幅に進化していることもあり、画像処理エンジンがBIONZ XRである機種を強くお勧めします。
画像処理エンジンBIONZ XRを搭載した連写機α9Ⅲも発売されました。驚異的な連写速度を実現していますが、価格があまりにも高い点がネックです。
機種比較(APS-C)
SONYのAPS-Cは、以下の2機種です。
α6700 | α6600 | α6400 | |
---|---|---|---|
画像処理 エンジン | BIONZ XR | BIONZ X | BIONZ X |
画素数 [万画素] | 2600 | 2420 | 2420 |
連写 [コマ/秒] | 11 | 11 | 11 |
発売年 | 2023/7 | 2019/11 | 2019/2 |
重量 | 約493g | 503g | 約403g |
価格 [円] | \175,000 | ¥138,000 | ¥109,810 |
APS-C機には、最新の画像処理エンジンBIONZ XRを搭載した機種はα6700のみです。若干価格は高いですが、今選ぶのであればほとんどの方がα6700を選択すべきと思います。
一方で、APS-C機はコストパフォーマンスが良く、いずれの機種もおすすめができます。
SONYはAPS-C機のラインナップが少ないと言わざるを得ません。Canonなど、他メーカーの機種や、SONYのフルサイズなど、もう少し視野を広げてもいいと思います。
レンタルでもOK
いきなり高価なカメラを買うのは勇気がいるものです。まずレンタルで試してみることもおすすめです。
GOOPASSやAPEXレンタルズなどは、短期でも長期でもレンタルが可能です。気になるカメラがあれば、買う前に試しに借りて撮ってみることをお勧めします。

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