キヤノンがRF400mm F4 DO IS USMという新しいレンズを発売するという噂があります。RF400mm F4 DO IS USMは、キヤノンが再びDOブランドのレンズをRFマウントに導入するというものです。
キヤノンがRF400mm F4 DO IS USMの新しいレンズを発売するという噂
キヤノンがRF400mm F4 DO IS USMという新しいレンズを発売するという噂があります。このレンズはキヤノンが再びDOブランドのレンズをRFマウントに導入するというものです。
2024年に市場に投入される予定と言われていますが、この情報の真偽はまだはっきりしていません。しかし、過去にキヤノンが多くのDOレンズを製造してきたことや、RFマウントのレンズラインアップの拡充を図っていることから、この噂は数年おきに広まっています。
DOレンズとは?
DOはDiffractive Optics(回折光学素子)の略称で、フレネルレンズを2枚積層したDOレンズを用いることで、高級な蛍石レンズと同等の色収差低減を実現します。色収差低減のための低分散ガラスなどを使用する必要なくなるため、レンズの小型化・軽量化を実現でき、とくに望遠レンズで採用する効果が高いです。
予想される価格と重量
メーカー | モデル | 焦点距離 | 重量[g] | 価格 | 発売日 |
---|---|---|---|---|---|
Canon | EF400mm F4 DO IS II USM | 400mm | 2100 | ¥899,000 | 2014/11 |
Canon | RF400mm F2.8 L IS USM | 400mm | 2890 | ¥1,552,320 | 2021/7 |
RFマウントのDOレンズは、EFマウントのDOレンズと、RFレンズの400mmの中間にあたる価格・重量になるものと予想できます。
予想される価格や重量などのスペックは以下の通りです。
RF400mm F4 DO IS USM
- 価格:90万円~150万円?
- 重量:2100g~2900g?
もしRF400mm F4 DO IS USMが本当に発売される場合、野生動物やスポーツイベントなどの長距離撮影を行うフォトグラファーにとって魅力的な選択肢となるでしょう。現時点では噂であり、具体的な詳細や価格についてはまだわかりませんが、キヤノンの新たなレンズ展開に注目したいと考えています。
RF400mm F4 DO IS USMの価格は?
RF400mm F4 DO IS USMは、Diffractive Optics(回折光学)を使用した特殊なカメラレンズです。過去のEF DOブランドのレンズはすべて生産終了しており、2014年11月に発売されたEF400mm F4 DO IS II USMの価格は約899,000円でした。
したがって、RF400mm F4 DO IS USMの価格はおそらく100万円を超えると予想されます。
キヤノンのRF400mm F4と競合するレンズ
メーカー | モデル | 焦点距離 | 重量[g] | 価格 | 発売日 |
---|---|---|---|---|---|
Canon | EF400mm F4 DO IS II USM | 400mm | 2100 | ¥899,000 | 2014/11 |
Canon | EF400mm F4 DO IS USM | 400mm | 1940 | ¥770,000 | 2002/8 |
Canon | RF400mm F2.8 L IS USM | 400mm | 2890 | ¥1,552,320 | 2021/7 |
ニコン | NIKKOR Z 400mm f4.5 VR S | 400mm | 1160 | ¥409,999 | 2022/7 |
Canon | RF 100-500mm F4.5-7.1 L IS USM | 100-500mm | 1365 | ¥351,580 | 2020/8 |
キヤノンのRF400mm F4と競合するのは、同じCanonであればRF400mm F2.8L IS USM、RF 100-500mm F4.5-7.1 L IS USMなどが該当します。
「NIKKOR Z 400mm f4.5 VR Sなど、他社の望遠レンズ群も競合です。しかし、ニコンのレンズは回折光学素子(DOレンズに相当するもの)を使用していないため、厳密には同じアピール点を持っていません。それにもかかわらず、400mmの焦点距離を備えたキヤノンのRF400mm F4には注目が集まっています。
DOブランドが復活するのか?
キヤノンがかつて販売していたEFレンズ時代の400mm DOは、非Lレンズとされていました。RF400mm F4も非Lレンズの「DO」ブランドを持つ可能性もあります。
現在のRFレンズラインアップには、「RF600mm F11 IS STM」と「RF800mm F11 IS STM」などレンズにDOレンズが含まれていますが、これらはDOブランドの名を冠しているわけではありません。
軽量になるとも限らない
RF400mm F4の重さについてはまだ詳細が明かされていません。
単焦点レンズは、新型の発売で必ずしも軽量化されるわけではありません。ミラーレス化でカメラボディが軽量化されていることを考えると、レンズが重くなってもシステムとして同じ重さで実現できている、とレンズ重量の増加を許容する考え方もあるでしょう。
EFマウントDOレンズの性能
EFのDOレンズは非常に優れた性能を持っています。10年前に発売された、EF400mm F4 DO IS II USMはその中でも非常に優れたモデルです。
EF400mm F4 DO IS II USMは、手持ち撮影でも明るい400mmの焦点距離を活かすことができます。ただし、光源からの直射光や強い反射光が撮影対象に入ると、フレアやゴーストが発生する可能性があります。
フレアやゴーストは全てのDOレンズで起こり得る問題であり、RF400mm F4 DO IS USMでも生じる可能性もあります。
まとめ
もしRF400mm F4 DO IS USMが本当に発売される場合、野生動物やスポーツイベントなどの長距離撮影を行うフォトグラファーにとって魅力的な選択肢となるでしょう。
現時点では噂であり、具体的な詳細や価格についてはまだわかりませんが、キヤノンの新たなレンズ展開に注目したいと考えています。キヤノンがRF400mm F4 DO IS USMを発売すれば、市場に新たな選択肢が加わることは間違いありません。
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